由布院温泉とは
由布院温泉は大分県のほぼ中央部にある由布院盆地に位置します。岳本(たけもと)石松(いしまつ)八山(はちやま)乙丸(おとまる)などの諸温泉からなり、国民保養温泉地に指定されています。これは、温泉利用の効果が十分期待され、かつ、健全な保養地として活用される温泉地を「温泉法」に基づき全国で77箇所に指定されています。
当館の泉質は単純温泉又はアルカリ性単純温泉に分類されます。この単純温泉は刺激が少なく、お湯に癖がないことから万人向きで、お子様からお年寄りまでの幅広い年齢の方や外国の方も安心して入浴ができます。
源泉かけ流し露天風呂
風 KAZE
(直径 2m)
陽 HINATA
(1.6m×1m)
虹 NIJI
(2.3m×1m)
葵 AOI
(2.4m×1.5m)
昊 SORA
(直径 2.3m)
温泉分析
泉質 | 単純温泉 旧称 単純温泉(弱アルカリ性 低張性 高温泉) |
掲示用泉質 | 単純温泉 |
浴用上の注意事項 | 入浴中は 安静にし、入浴後は休息をとる。 熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意すること。 入浴時間は、はじめ3~10分が良い。 最初の数日間は、入浴回数を1日1回とし、その後は1日2~3回までとする。 入浴をはじめて3~7日後に「湯あたり」が現れることがある。その時は1~2日 休浴して再び入浴をつづける。温泉治療に必要な期間は2~3週間である。 原則として、次の疾患の者は高温浴(42°C以上)を禁忌とする。 (高度の動脈硬化症、高血圧症、心臓病) 入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さないこと。 (湯ただれを起こしやすい人は入浴後、真水で洗うか、拭きとる) 食事の直前、直後の入浴は避けることが望ましい。 飲酒しての入浴は特に注意すること。 |
温泉の医治効用は、その温度その他の物理的因子、化学的成分、温泉地の地勢、気候、利用者の生活状態 の変化、その他諸般の総合作用に対する生体反応によるもので、温泉の成分のみによって温泉の効用を 確定することは困難であるが、温泉の禁忌症及び療養泉の適応症は、おおむね次のとおりです。
浴用の適応症
【一般的適応症】
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節 症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫など慢性期)、運動麻痺における 筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、 腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレ ステロール血症、軽いぜんそく又は肺気腫、痔の痛み、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
【泉質別適応症】
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態